■京都山科の町家リノベーション・デザインリフォームを手掛ける工務店ベストライフの日常■


こんにちは。
あたたかかったり、さむかったり不安定な気温がつづきますね。

先日、兵庫県立美術館へジョルジュ・モランディの絵画を見に行ってきました。
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モランディといえば、いろんな美術運動が盛んだった時代にも関わらず、どの運動にも参加せずにひたすら自室で瓶を並べた静物画を描いていた方ですね。
今日はモランディではなく、その展示があった兵庫県立美術館の建物について。
兵庫県立美術館といえば安藤忠雄設計。
このとおり、打放しのコンクリ―トに無機質な空間。
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ムラやヒビのないコンクリートに思わず目を奪われます。
いくら設計が立派だって、現場の技術がなきゃこうはならないですよね。
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(私が通っていた学校も打放しコンクリートだったのですが、大きなひびが入っていたり上部と下部で色が全く違っていたりして、同じ打放しでもこうも違うか、、と驚き。)
どうしてムラやひびができるのか、、、。
調べてみると、

(1)気温・湿度・天候
  コンクリート(モルタル)が、直射日光にあたったりして早く乾きすぎる。
(2)モルタルの配合
  モルタル(砂+セメント+水)が混ざり切っていなかった。
  水が多すぎたり、少なかったりして配合がうまくいかなかった。

などの原因があるようです。へええ。結構繊細なんですね。

そんなことをつらつらと考えながら建物をたのしみつつ、
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とんかつを食べてかえりました。
おいしかったです。

(NAOI)