■京都山科の町家リノベーション・デザインリフォームを手掛ける工務店ベストライフの日常■

ある中学校の体験イベントで、子どもと一緒に数学の授業を受けました。

そこで行われたのは、なんと「折り紙」――変形折り鶴でした。
多数の鶴をくっつけた状態で折る連鶴は昔からたくさんの折り方があり、
その名前もなかなか風流です。
「風車」「八橋」「村雲」「蓬莱」「楽々波(さざなみ)」「稲妻」・・・
いずれも正方形の折り紙1枚からできているので驚きです。
けれども、ある条件(紙が円に外接する四角形であること)を満たせば
折り鶴は正方形でなくても折ることができるそうです。
これを理解するには数学の知識が必要という訳ですが、
今回の授業は小学生向けでしたので、すでにこの条件を満たして
作られた展開図の通りに折って鶴を完成させました。
それがコチラ・・・

 折り鶴

大きな鶴の羽にそれぞれ小さな鶴が折られています。
幼い頃から折っていた鶴も、実は奥が深くて、
大人になった今でも十分楽しめました。

そして、鶴は「平和の象徴」でもありますね。
5月27日にオバマ米大統領が広島市の原爆資料館を訪問した際には、
自作の折り鶴が芳名録の横に飾られていました。
戦後70年を経て改めて平和を願いつつ、
いろいろな連鶴に挑戦してみたいと思います。

(KUTSUMA)