■京都山科の町家リノベーション・デザインリフォームを手掛ける工務店ベストライフの日常■

毎年恒例の社内旅行・・・今年は名古屋方面へ日帰りで行ってまいりました。

「ものづくりの町」としても知られるこの地域の、今話題の2施設を見学しました。

「家づくり」を通してお客様に安心安全で快適な暮らしを提供したいという私達の想いに共通する学びがきっとあるはずです!

 

【モザイクタイルミュージアム】(岐阜県多治見市)

今年6月にオープンしたばかりで、遠方からもたくさんの人が見学に来られていました。

「陶器の町」多治見市はモザイクタイルの生産量が日本一。昭和レトロな雰囲気の展示に留まらず、タイルの製造工程や歴史、近年の実用タイルの案内まで充実した内容でした。
確かに、最近の新築やリノベーション、DIYにも「新感覚」の素材として見直され、再流行の兆しを感じます。自然素材の木や漆喰で仕上げる内装にもタイルが似合いますね。

 

モザイクタイル01
目を惹く外観は陶磁器の原料となる粘土の採掘場がモデルになっているそうです。細部にも割ったタイルが埋め込んであったり、階段の手すりに滑り止めとしてタイルが使われていたり・・・と使い方の工夫が随所にちりばめられています。

 

モザイクタイル02モザイクタイル03
ミュージアムショップでは自由にタイルを選んで小物に貼る体験ができます。時間の都合で見送りましたが、タイル詰め放題(500円!)をして持ち帰りました。これから何を作るか楽しみです。ちなみに、弊社併設雑貨店BESTYLE13-2のワークショップでも時々「タイルコースター」の作成を楽しんでいただいていますので、ぜひ体験してみてください。

 

【トヨタ産業技術記念館】(愛知県名古屋市)

「行ってよかった!工場見学ランキング2015」で1位となり、近年外国人にも人気上昇というこの施設、1~2時間ではじっくりと見きれないくらい盛りだくさんの展示でした。

 

トヨタ01
トヨタといえば自動車のイメージが強かったのですが、もともと紡績会社として始まったのですね。創始者 豊田佐吉の功績を辿る「繊維機械館」では、コーナー毎にガイドの方が綿布を作る工程を実演しながら丁寧に説明してくださり、初期の人力織機から現代の目にも留まらぬ速さで織り上げる自動織機までの変遷を追うことができます。

 

トヨタ02
続く「自動車館」では、豊田喜一郎が「大衆のための乗用車をつくり国を豊かにすること」を目指して国産技術開発に努め自動車産業を発展させた軌跡が展示されています。車の部品を加工する巨大プレス機やずらりと並んだクラシックカーなど規模の大きさに圧倒されました。

 

情熱と豊かな発想力で幾多の失敗に改良を重ね開拓した創始者の精神はすばらしいの一言です。それを幾多の人々の研究と知識が支え続けて日本の機械産業の発展が成し遂げられたのですね。私達も「お客様お一人お一人に合わせた住まいをつくり国を豊かにすること」を目指し、チームワークで頑張りたいと思います!

もちろん、鰻と名古屋コーチンをしっかり堪能して帰りました(^^)

 (KUTSUMA)